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Netflix『ヘルドッグス』配信決定 - HF徳

2022/12/18 (Sun) 15:48:43

マジか!(室岡台詞)
劇場で見逃した方、沼にハマった方は朗報です!

2023年1月23日からNetflix『ヘルドッグス』独占配信されるようです!
https://www.cinematoday.jp/news/N0134206

ヘルドッグス 髄液が漏れまくる - HF徳

2022/09/17 (Sat) 12:33:24

映画『ヘルドッグス』 公開おめでとうございます。
2時間以上のこの作品を大きなスクリーンで堪能できる至福感。

これまでの原田監督のハードボイルドアクション作品の系譜が
随所に散りばめられていて、フリークスには堪りません。
原作も読了してましたが、この映画は監督ならではの世界観とリレーションシップドラマの緊張感が脳へ注入され、ヘルドッグス 髄液は漏れっぱなし。

原田作品を初めて見る人にはスクリーン上で何が起こっているのか
捉えられないシーンやショットがあるかもしれませんが、
そのエッセンスを捉えたい方は予習・復習するための記事も
公開されてます。

『ヘルドッグス』原田眞人監督 念願の潜入捜査バイオレンス映画はいかにして生まれたか?
https://cinemore.jp/jp/news-feature/2641/article_p1.html

これは繰り返し劇場で堪能すべしです。


遂に出た!『ガンヘッド』ブルーレイ発売! - チン・コーマン監督メモ URL

2022/06/15 (Wed) 01:34:30

本日、6月15日は『ガンヘッド』の初ブルーレイ発売日です!
割引後の実売価格でも7千円近くもしますが、この商品が驚異的な売上げを記録すれば、ガンヘッド自体が“人気原作”ということになり、新作映画にGOサインが出るでしょう!みんなでポチりましょう!
https://amzn.to/3b386X2

「事務局長」様との思い出 - チン・コーマン監督メモ URL

2022/06/02 (Thu) 04:05:06

“映画の嗜好によってその人のモラル・社会性・成熟度等々がプロファイル出来ますし、「映画」という特殊な言語で会話が出来る相手との関係を豊かな事だと思っています”故・孔井真二

80年代最高最大のマヴェリックにして和製SFの偉大なる巨人、原田眞人監督の古希とガンヘッド30周年をお祝いして三年前に画像の色紙(トップガン2が公開された現在ではタイムリーなグッズ!)を僭越ながら贈らせていただいた折、大変お世話になりました「事務局長」、孔井真二さんが62歳?という若さで急逝された事を知り、大変なショックを受けました。あの方とは映画やSFについて何度も議論を交わし、貴重な情報やお考えをご教示いただいたからです。

あの時、トップガン2の予告編が素晴らしいという話題になり、「マーベリックは『ライトスタッフ』のイェーガーにようになるんでしょうかね?」とおしゃっていた孔井さんが、『トップガン:マーヴェリック』を観れずに逝ってしまわれた理由が知りたいです。

湯布院映画祭のお仕事から監督とのご縁が始まり、上京する度に泊めてもらった事や、関東に引っ越した頃によく会われていた遊人さんの事、さらには何故ハワード・ホークス監督に憧れるのかといった本質的な事まで、原田監督の同志である孔井さんから直接話を聞けるという、原田ファンにとって貴重な機会に恵まれました。

ホビー業界の方であるにも関わらず、私のオタク批判にも怒らずに耳を傾けてくださり、ガイナックス時代の庵野秀明が孔井さんのホビーショップの常連客で、ウルトラマンや仮面ライダーの完成品をよく買っていったとのエピソードなどを教えてくれました。孔井さん自身は、「あくまでも“仕事”だったので、結局辞めるまで購入した事もありません」「働いていて初めて趣味・コレクションに散財する人の気持ちを理解した」とクールに語っていました。

“怪獣は小学校低学年まででしたかね・・・。ホビージャパン時代は、怪獣・ガンダム・スターウォーズ等々の客を相手にしていたワケですが”故・孔井真二

その後、ブライスの世界的な作家になっていただなんて、原田監督のDIARYを見て初めて知りました。もちろんガンヘッド談義にも花が咲き、原田監督と初対面した際にホビージャパン元社員として「ガンヘッド・メカニクス」の話をしたが無反応だった事や、実写版キャッツ・アイの林海象監督が『ガンヘッド2』を撮りたい!と熱弁を振るっていた事など、面白いエピソードを教えていただきました。それで私が「原田監督は『ガンヘッド』が嫌いなのですか?」と訊ねたところ、「それは無いでしょう。原田監督はどの作品にも全力投球してますから」とおっしゃっていました。

私の方は、ひたすら意識高い系の主張を繰り返しただけだったのですが、その度にきちんと考えて答えてくださる几帳面な方でした。例えば、

チン・コーマン:『アニメ、マンガ、ゲーム、小説、アイドル、お笑い、SNS、こういった偶像はすべて 社会を壊す悪魔の誘惑です。これらに対抗する精神武装として「現代の神話」すなわちSF(映画)が必要なのです!』

故・孔井真二氏:『「羊たちの沈黙」でレクターが言った「欲望を目が追う」という事なのかもしれません。その時代によってそれも変わる・・・。』

と、このようにクレバーな返しが出来るスマートな方でした。ウィル・スミスだったら私をぶん殴ってるでしょう。

原田監督がおっしゃるように飄々としてトークが面白い、マヴェリックな「事務局長」様でした。
心よりご冥福をお祈りいたします。

ガンヘッドのBDソフトが大ヒット中! - チン・コーマン監督メモ URL

2022/05/13 (Fri) 22:17:12

原田眞人監督が40歳の頃に手がけた日本映画史上最も志の高い作品『ガンヘッド』が初めてブルーレイ化され、予約段階からベストセラー1位の大ヒットを飛ばしています!みんなで予約しましょう!!
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全国のSFファンは団結せよ! - チン・コーマン監督メモ URL

2022/05/13 (Fri) 23:16:12

TV放映30周年を記念してか、長い間ファンから待望されていた水曜ロードショーの日本語吹替え版が遂に特典ディスクに収録され、さらに故・川北紘一 特技監督による最新のガンヘッド映像作品『ガンヘッド2025』も収録。マニアにしか観れなかったガンヘッド作品が一般の方々にも観れるようになります。
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それだけ貴重な内容だったとしても、デフレ・貧困化の時代に一枚7千円(定価では9千円!!)もするソフトがベストセラー1位を獲るという現象は、『E.T.』『ブレードランナー』40周年のSFイヤーである今年、この意識高い系作品が啓発し続ける「SF映画」という価値が、公開から30年以上の歳月を経てようやく大衆に伝わってきていることの証左なのではないでしょうか。

このブルーレイが記録的な売上げになれば、ガンヘッドの続編やリメイクの企画が通りやすくなります。なのでまだ予約を済まされていない原田監督のファンのみなさま方は、是非ともこの貴重かつ偉大なブルーレイ・ソフトを一家に一枚、出来れば複数枚でもお買い求めください!!文化もしょせん多数決の「政治」ですから。私も和製SFを支える貧者の一灯として速攻でポチらせていただきました。富裕層のみなさまにおかれましては、長者の万灯としてAKBファンよろしく一人で何十枚も予約してみてください!バイデン戦法です。

「はぁ? 水曜ロードショーを観たオッサン世代が買ってるだけだろ。キモいな…」とツッ込まれないように、息子や娘のアカウントで予約するのコツです。低年齢層ほど低予算で買収出来ますから、子供や若者の間で『ガンヘッド』が流行ってるように見せかけるのです。さらに今日から公開されてしまったシン・ウルトラマンに対し、SFファン総出で一大ネガティブ・キャンペーンを張るのです!何としてでもシン・ウルトラマンをコケさせ、「日本では怪獣よりSFがヒットしている」という既成事実を作り上げるのです。

このようなアコギな手段を使ってでも世論を動かし、オタク文化の足を引っ張り、日本国民の興味・関心をアニメ・怪獣からSF・映画へと軌道修正させる絶好のチャンスが到来しているのが今なのです!手段は悪でも目的は善。泥から咲いた蓮、それが和製SFXの新作なのです!

“日本のSFX映画に優れた娯楽作がないのは、悲しいながら現実です”――『ガンヘッド』プレスシートより

SF需要の掘り起こし - チン・コーマン監督メモ URL

2022/05/19 (Thu) 00:41:40

結局、シン・ウルトラマンはシン・ゴジラ以上の超ヒットでロケットスタートを切ったとのことです。。。
幼稚な怪獣映画が相変わらずの大ヒットというのは悲しいですが、もっと悲しいのは『ガンヘッド』ブルーレイの“奇跡の大ヒット”が幻だったこと。

「ベストセラー1位!」というのは、よく調べてみると、画像のように「邦画のSF映画のBDソフト」のランキングでのことでした。
「邦画のSF映画」という極めてニッチな、しかも世界サイテーの落ちこぼればかりのところで「1位!」と言われても…
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これでは本スレ「ガンヘッドのBDソフトが大ヒット中!」は大本営発表のデッチ上げ戦果になってしまいます。

SFファンの士気を鼓舞する為だったとはいえ、このガンヘッド“幻の大戦果”を喧伝してしまった私は、オタクに比べれば情弱なSFファンであるため、「ベストセラー1位!」という表示を見ただけで「和製SFがついに大衆人気を獲得した!」と誤認・戦果を水増しして、あまつさえ「ガンヘッドBDがシン・ウルトラマンに勝てるかも♪ 怪獣文化ももうオワコンだな、ウッシッシィ~」と希望的観測までして、舞い上がってしまいました…。

シン・ウルトラマンの華々しい成功、ガンヘッドの幻の大戦果…。

なぜ日本ではSFが好まれないのでしょうか?怪獣は小学校低学年の頃に卒業したはずなのに…。
1位『ガンヘッド』以外の「日本のSF映画」を見てみると、これが日本SFのトップ作品群か…と愕然とします!
2位『さよならジュピター』
3位『日本沈没』
4位『THE NEXT GENERATION パトレイバー』
5位『日本誕生』
6位『妖怪大戦争』
7位『エスパイ』
8位『団地』
9位『狂い咲きサンダーロード』
10位『鉄人28号』

“SF映画というのは基本的に舶来ものなので、外国の役者やコスチュームや特撮や音楽、さらには「英語である」ことまで含め、全部がワンセットで成立している。日本映画に特有のジャンルがあるように、アメリカ映画にも特有のジャンルがある。日本人にとって、西部劇ができないのと同じぐらいSF映画は難しい” 押井 守

続編のアイデア - チン・コーマン監督メモ URL

2022/05/19 (Thu) 02:42:00

72歳の巨匠となった現在の原田眞人監督が、本ジャンルをどう思っていらっしゃるのかというと、「キャラクターに深みがない」SFより、複雑で魅力的な登場人物を躍動感をもって描き切る事をメインに据えたいので、

> ガンヘッドを作った頃とは人物の造形アプローチが異なる
> いずれにせよ、条件が整わない限り、SF企画に没頭することはない

とお考えです。しかし人物造形がノッペリしているという事は、逆に言えば、単純さと引き換えに本質だけ抽出できる素晴らしいジャンルと捉える事が出来ます。複雑多様な現代的価値観とは違ったものを提示・表現するのに好適のジャンルが「SF」というわけです。

“見るものが一定化されたら、そこの中で文化も発生するし、価値観も創れる” オタキング岡田斗司夫

前出の押井守も言っているように、SFは完全に西洋文化であって、一神教的・絶対的価値観、理知的・近代的姿勢によって創作されるジャンルなのです。散々酷評された『ガンヘッド』の“アメリカナイズ”は、方法論としては実に正しかったのです。英語のセリフやジョーク、キャラクターは大柄マッチョや金髪セクシー美女、メカは実用的でマッシブな軍用機、陰影の強いダークな画面、等々。40歳の原田監督だけが出来た画期的日本映画でした。
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何年前でしたか。『第9地区』で有名なニール・ブロムカンプ監督が世紀の名作『エイリアン2』の“正当続編”のコンセプトアートを勝手に自主制作してSNSにアップし、話題になったことがありました。本家ジェームズ・キャメロン監督も気に入り、20世紀フォックスで企画開発までされましたが、なぜかプロジェクトはお蔵入りになりました。

そこで私もブロムカンプ監督のマネをして、コーマン監督による『ガンヘッド』の“正当続編”のコンセプトというか、私家版の企画書みたいなものを制作し、ガンヘッド30周年の2019年に同人誌にでもして他人に見せようかと考えていました。しかしそれを思いついたのが2019年の6月なので、当然準備期間不足で30周年のネタとしては間に合わず、カイロン5のように眠りにつきました。

その頃に私が考えていたザ・『ガンヘッド2』は画像のようなアイデアでした。武装ピックアップトラックの「テクニカル」に手足を付けたようなものを想像しました。ランドクルーザーが多用されたチャド・リビア紛争は「トヨタ戦争」と呼ばれましたが、それって「ロボット戦争」みたいじゃん!と思ったのがキッカケでした。

こんな風な純然たる「クルマ型」の巨大ロボ(画像では戦車モード)なら、疑似家族(ヒロインや子役)を乗せて冒険できます。まさに『サハラ戦車隊』です。バンチョーが実は生きていた設定にして、疑似親子で冒険するといったアイデアも可能です。インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(手に汗握るトロッコ・チェイス)みたいに後ろからエアロボットが追いかけて来るような、映画の華たる「カーチェイス」が展開できる巨大ロボバトルなのです。


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