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我がBIG12 - チン・コーマン監督メモ

2020/09/26 (Sat) 02:55:23

ブリックリン改めチン・コーマンと申します。まだ監督作が一本も無いアマチュア監督です(企画書だけ制作中)。

前稿では「プロジェクトH」の“予想”を大きく外してしまいました。
1945年は当たっていたのですが、監督の計画が予想以上にスケールの大きいものだったので、そこまでは考えが至りませんでした。

そこで今度は、監督の「我がBIG12」を予想します!

第1位 ハワード・ホークス    (赤い河)
第2位 ジョン・フォード     (駅馬車)
第3位 スタンリー・キューブリック(2001年宇宙の旅)
第4位 マーチン・スコセッシ   (タクシードライバー)
第5位 フランシス・コッポラ   (ゴッドファーザー)
第6位 ウィリアム・フリードキン (フレンチ・コネクション)
第7位 ドン・シーゲル      (ダーティハリー)
第8位 クリント・イーストウッド (許されざる者)
第9位 デビッド・リーン     (アラビアのロレンス)
第10位 オーソン・ウェルズ    (市民ケーン)
第11位 小津安二郎        (東京物語)
第12位 黒澤明          (七人の侍)

どうですか? 今度こそ当たっているでしょう?(順番は間違っているかも知れませんが)。

俺のBIG12 - チン・コーマン監督メモ

2020/09/26 (Sat) 03:02:39

ちなみにチン・コーマン監督の「俺のBIG12」を挙げると・・・

第1位 ロジャー・コーマン    (SFホラー)
第2位 ジェームズ・キャメロン  (エイリアン2)
第3位 リドリー・スコット    (エイリアン)
第4位 ポール・バーホーベン   (ロボコップ)
第5位 スティーブン・スピルバーグ(ジョーズ)
第6位 リチャード・ドナー    (オーメン)
第7位 デビッド・クローネンバーグ(ザ・フライ)
第8位 原田眞人         (ガンヘッド)
第9位 ジョン・バダム      (ブルーサンダー)
第10位 フリッツ・ラング     (メトロポリス)
第11位 ロバート・ワイズ     (アンドロメダ…)
第12位 ティム・バートン     (シザーハンズ)

どうですか。原田監督のセレクションよりも遥かにノーブルな布陣でしょう!

プロで大先輩の原田監督に、アマで未経験の私が意見するのもなんですが、監督のセレクションは泥臭くて子供に見せられない映画ばかり。これでは何のための映画文化か分かりません。

子供や若者が楽しめる健全な作品が、本物の映画なのです! だから原田眞人監督が撮るべき映画は陰鬱な歴史超大作ではなく、明快なSF超大作なのです!

「日本のスピルバーグ」になれる可能性のある人物は1人だけです。監督です!あなただけです! ご自分の使命を忘れないでください!! 私は『この世界の片隅に』を観てウツになりました。ちゃんと正義が勝つ、神話的・哲学的SF超大作を創ってください。『ガンヘッド』のニンジンかじるハッピーエンド、あぁいう事をもう一度やれなきゃ、ホークス監督のダンディズムを令和時代に継承したことにはなりません。

答え合わせ編 - チン・コーマン監督メモ

2020/09/26 (Sat) 21:32:09

正しい原田監督の「我がBIG12」では、現役監督は含めないのですね…。

(没年順)
1.小津安二郎          (浮草/小早川家の秋)
2.ジャン・ピエール・メルヴィル (影の軍隊/仁義)
3.ジョン・フォード       (荒野の決闘/捜索者)
4.ハワード・ホークス      (赤い河/コンドル)
5.アルフレッド・ヒッチコック  (汚名/めまい)
6.デーヴィッド・リーン     (アラビアのロレンス/旅情)
7.黒澤明            (七人の侍/羅生門)
8.スタンリー・キューブリック  (突撃/バリー・リンドン)
9.エリア・カザン        (波止場/暗黒の恐怖)
10.イングマール・ベルイマン   (ファニーとアレキサンドル/野いちご)
11.シドニー・ルメット      (評決/丘)
12.サミュエル・フラー      (最前線物語/赤い矢)

その他(準BIG)
ジョン・カサヴェテス
ビリー・ワイルダー
ロベール・ブレッソン
オーソン・ウェルズ
ジョン・ヒューストン
サム・ペッキンパー
ロバート・アルトマンなど

一発屋
ジッロ・ポンテコルヴォ (アルジェの戦い?)
ロベール・アンリコ   (冒険者たち?)

現在、チャップリンを「我がBIG12」に入れるか検討中

私が当てたのはたった6人だけで、半分は間違いでした(スコセッシ、コッポラ、フリードキン、イーストウッドは現役だから違ったんですが)。特にドン・シーゲルとオーソン・ウェルズは完全に見当違いだったので、恥ずかしいです…。

本当の監督のセレクションへの分析・評価・批判などがHARADA FREAKSの間で盛んに行われるとよいですね。

「我がBIG12」の分析と和製SF啓蒙 - チン・コーマン監督メモ

2020/09/27 (Sun) 02:31:36

「巨人とはジョン・フォード、ハワード・ホークス、サミュエル・フラー、デーヴィッド・リーン、黒澤明といったぼくの敬愛する名匠達を指す。彼らへのオマージュとして、彼らの肩の上に立ってもっと高みへ飛ぼうとするという行為が、今、映画を作る自分の義務である」 原田眞人監督

「我がBIG12」の代表作
1.汚名          (アルフレッド・ヒッチコック)
2.荒野の決闘       (ジョン・フォード)
3.赤い河         (ハワード・ホークス)
4.七人の侍        (黒澤明)
5.波止場         (エリア・カザン)
6.突撃          (スタンリー・キューブリック)
7.浮草          (小津安二郎)
8.アラビアのロレンス   (デーヴィッド・リーン)
9.影の軍隊        (ジャン・ピエール・メルヴィル)
10.最前線物語       (サミュエル・フラー)
11.評決          (シドニー・ルメット)
12.ファニーとアレキサンドル(イングマール・ベルイマン)

戦争映画4本。西部劇2本。 歴史劇1本、時代劇1本、ヤクザ映画1本、法廷ドラマ1本、恋愛ミステリー1本、人情ドラマ1本。

原田監督が好きなジャンル映画は「戦争映画」であって、「SF」や「ホラー」ではないことが分かります。

巷の原田監督への批判でこんなのがありました。
> ロボはもちろん、SFにもミリタリーにもアクションにも全く興味ない感じだし、嫌々(ガンヘッドを)作ったんだろうなって感じ

ミリタリーやアクションには興味あると思いますが、SFの優先順位が低いことは事実でしょう。しかし、戦争映画や西部劇の大いなる「父性」より、SFやホラーの聖なる「母性」の方が、創られるべき映画作品だと思うのですが、どうでしょう?

「日本のスピルバーグ」、「和製リドリー・スコット」、「令和のジェームズ・キャメロン」みたいなクリエイターが出てきて、最も普遍的な映画ジャンル「SF」という文化をこの国にも根づかせてほしいのです。神はなぜ沈黙するのでしょうか?

この国にマヴェリックはいないのか? - チン・コーマン監督メモ

2020/09/27 (Sun) 03:40:09

元マルキシスト宮崎駿(原作版ナウシカは巨神兵を使って文明人をジェノサイドする)の後継者と目される庵野秀明が東宝で『シン・ウルトラマン』を製作中です。彼らは「父性」でも「母性」でもなく 「幼児性」なんですね。

本来エリートであるはずのIQの高い層が、社会性を失ったから文化を壊されてきた。
またシン何某が大ヒットするようなことがあれば、SFどころではありません。日本全体がさらに衰退するでしょう。

不幸なことに、『ガンヘッド』のノベライズ版も「ラノベの走り」と言われています。宮崎・庵野と同じセカイ系ビルドゥングスロマンですね。「ボクは戦いたくない!」ってヤツです(汗)。ハワード・ホークスが今の日本人を見たらどう思うでしょうか?

私はこんな国に生まれたことが情けない。恥ずかしい。誇れない。
日本はオタクの沼なのです。欧米からどんな良い文化を見せられても教化されない…。

大昔、アメリカナイズされた『ガンヘッド』を観たとき、まさに福音だと思いました。神の声を聞いたのです!預言者ハラダ・マサトを通して…。

ユダヤ人スピルバーグ、聖母信仰キャメロン、タカ派ホークス、赤狩りウェイン、こういったマッチョな欧米文化の「黒船」が来航して、ナヨナヨしたオタク文化をブッ飛ばしてくれるのはいつになるのですか、救世主ハラダ!

ヘイ!銃とキンタマはオモチャじゃねぇよ(日本映画離れした台詞)

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